ヒロインを演じた水崎綾女(28)

10代の頃はグラビアアイドルとして人気を博した水崎綾女
河瀬直美監督作品「光」でヒロインに抜擢された。

「まだ実感が湧かないです。自分がカンヌにいることが本当に不思議でしょうがない」
と率直な心境を明かした。

上映後はスタンディングオベーションが約10分続いたと報じられている。

監督から怒る演技を求められ10分以上沈黙。

「監督とお会いした時に自分と似てると思った。

私もうそが嫌いなので、この人にはうそはつけないと感じて、
ひたすら怒りの感情が出てくるまで待ちました」。
その正直さが抜てきの決め手になった。

視力を失いゆくカメラマン・雅哉(永瀬)と、
視覚障がい者向けに映画の音声ガイド原稿を作る美佐子のラブストーリー。

上映後に取材に応じた河瀬監督は
「言葉にならないものが自分の中に込み上げてきて、
それをまだ整理できていません」と絞り出すようにコメント。

永瀬は「エンドロールであんなに拍手をいただいて、
その後あんなに長いスタンディングオベーションをいただいて。

エンドロールが終わったらかっこよく立ち上がろうと思っていたんですけど、
(泣いてしまって)無理でした。

あんなに温かい拍手は初めていただいたと思います」と笑顔を見せた。